なぜ「ボルダリング」が子供の習い事として人気なのか
ボルダリングジムの特徴として、登る課題やレベルが異なったとしても一緒の壁を共有して順番に登り合います。
その為に、違う課題を登っている人同士でもアドバイスしたり、応援したりと自然と会話が生まれます。
これは子供達同士でも同じです。
お互いに教え合ったり、同じコースをセッション（１つのコースを互いに順番に登り合う事）します。お互いに競い合ったり、時には励まし合ったり。コミュニケーションをとることで、問題解決の糸口が見つかります。
そしてこれは同じ世代だけではなく、大人と子供でも会話が生まれたりします。
個人競技のボルダリングは、意見を出し合い積極的に話し合いをすることで成長できる、新しいスポーツなのです。
そしてクライミングというスポーツを通じて、子供と大人が意見を出し合い、ひとつのことに取り組むという経験は、とても貴重な時間だと思います。
最近では、多くのボルダリングジムでキッズスクールやキッズ体験会などが設けられています。（BBKでもキッズスクールを開講しています）
前文で述べたように、運動能力や自己効力感など、多くの利点がボルダリングにはあると思っています。
そしてそれらも大切な事でありますが、それ以上にボルダリングのコースをどのように登れば良いのか自分自身で考察したり、それを仲間や知り合い同士でセッションしながら登れた時の達成感や喜びは、他のスポーツにはない面白さがあると強調したいです！
クライミングやボルダリングを始めるのに早い遅いなどはありません。大人でも子供でと思い立ったら、是非ボルダリングをやってみて下さい。
