クライミングとの出会い

【クライミングとの出会いはあの番組】

高校時代に情熱大陸という番組でフリークライマー小山田大さんのドキュメンタリーを見て身体に電気が走ったのがきっかけでクライミングというスポーツに出会いました。
番組を見た後も、衝撃は収まらず、次の日には友達を誘って近くのボルダリングジムにオープンと同時に駆け込みました。
実際に登ったら登ったで楽しくて楽しくて、学校終わりに友達の遊びの誘いは断り、ほぼ毎日通っていました。
なんでここまでクライミング(ボルダリング)にハマっているのだろうと考えた時に昔から木登りなどが好きだったので、登るという行為自体が好きだったのはあったのですが、それよりも自分が思っていたクライミングのイメージとは、かなり違っていた事が大きかったと思います。
テレビなどで登っている人を見た時は、すごく筋肉や握力を駆使して登っていく男の中の男の人がやるスポーツだと思っていました。
しかし実際にやってみると腕のチカラだけでは無く、体幹や足の置き方、腰の使い方や重心の効かせ方など様々な要素が必要であり、身体全身をくまなく使う事がとても大事なスポーツでした。

初めの頃は、何も分からず闇雲に腕力だけで登っていたのですが、だんだん登れるようになってきてレベルが上がってくると色々な身体の使い方(ムーブ)をしないと登るのが難しくなってきます。腰をひねって遠くのホールドを取りに行ったり、足を自分の頭の高さくらいまで上げたり、身体の体幹を使って足だけで立ち上がってみたりと他にも多くの身体全身の動きを要します。
しかも最初の方は、ジムのスタッフの人や経験者の人からやり方などを教わりながら登っていたのですが、だんだん慣れてくると自分自身で登る為のムーブを考えるようになり、自ら考えて攻略出来るとより一層面白くなってきます。

自分自身で考え、自分自身のチカラで課題を攻略出来た時の達成感は、他のスポーツでは味わえないボルダリングにしかない唯一無二の感覚なのではないかなと思います。
自分自身で様々な課題を考え抜いて攻略していくという行為は、今の社会で生きていくのにはすごく大切な事であり、子供の頃からやっているとより効果を発揮すると言われいるので、子供の習い事としてもボルダリングはすごくオススメです。

とにもかくにも高校時代からボルダリングを始めて今日まで、気づいたら10年以上ハマり続けていました。
まだまだ語り尽くしきれないほどある、ボルダリングの奥深さや魅力を次回以降にもっと紹介していきたいと思います。宜しくお願い致します。

ボルダリングをもっと身近に

Boulder Boys Klub  上野森羅

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